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坂村・越塚研究室へようこそ
私たちの研究室はコンピュータ・アーキテクチャの研究室です。 これまで20年以上にわたって、TRONというキーワードのもと、理想のコンピュータのあり方をデザインし続けてきました。 TRONは、しばしば一つのOSのだと誤解されることがありますが、実際にはもっと包括的な研究プロジェクトです。 「理想のコンピュータ」を実現するために必要となる様々な技術について、幅広く研究開発を行なっています。 OSはもちろん重要な要素ですが、コンピュータが可能にする、より大きな情報インフラを創造していくことが、私たちのテーマなのです。
私たちの研究室は、近年ようやく受け入れられつつある「ユビキタス」の概念を、最初に提案した研究室でもあります。 TRONプロジェクトでは、はじめから、「身の回りのあらゆるモノに埋込まれたマイクロコンピュータが、相互に協調しながら私たちをサポートしてくれる環 境の実現」を最終目標とした研究を行なってきました。 1990年には、早くもTRON電脳住宅というプロトタイプの試作も行なっております。 近年では、このようなアイデアをユビキタスコンピューティングという文脈で再定義し、基盤技術から応用技術まで幅広く研究を行なっています。

私たちの研究室は、非常にイノベーティブな研究室です。「ユビキタス情報社会基盤研究センター」の中核を担うだけでなく、古典的な「大学の研究室」の枠にとらわれず、産官学が連携し、実際に世界を変えることを目指した研究を行っております。 坂村教授が所長を、越塚准教授が副所長を務めるYRPユビキタスネットワーキング研究所とともに、300社を超える民間企業と連携し、様々な研究開発や実証実験のプロジェクトを推進しています。
さらに、この目的を達成するために、世界中の様々な研究機関との協力体制をとっています。 中国、韓国、台湾などの海外拠点とともに、研究プロジェクトを推進しています。

このような私たちの取組みは、すでに様々な形で成功を収めています。 組込みシステムの分野では、ITRONは今や日本の組込みOSのトップシェアをほこっています。 またユビキタスコンピューティングの分野でも、先進的なサービスの実用化に成功し、東京ミッドタウンや上野動物園などで、私たちの技術が利用されていま す。 私たちの取組みが、未来の情報インフラを作り出していると確信しています。
