About Laboratory

About Laboratory

坂村・越塚研究室では計算機科学のメインストリームを目指し、世界最高水準の情報通信システムを構築し、更に実社会の中で実用的に運用することに挑戦する。論文執筆や研究発表も重視するが、それだけに満足せず、更に研究成果の実社会展開や、国際標準規格化による世界展開、構築したシステムをオープンシステムとして公開するなど、実用化に向けた取組みも積極的に行う。

坂村・越塚研究室は、坂村健教授と私、Khan助教の3名で共同運営している。また、情報学環に設置された社会連携講座「情報技術によるインフラ高度化」とも連携し、更に多様な産官学連携や国際連携のなかで研究を進めている。学生は約20名程度が在籍し、留学生も多く国際色豊かである。

TRON Project (Embedded Realtime System Platform)

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坂村・越塚研究室では30年以上にわたりトロンプロジェクト(TRONProject)を実施し、ノイマン型コンピュータアーキテクチャの21世紀的な再構築を目指して様々な研究に取組んできた。特に組込みリアルタイムOSの分野では、トロンプロジェクトが輩出したITRON(IndustrialTRON)やT-Kernelは、日本の組込みリアルタイムOSのシェアの50~60%程度を占めており、世界的にも最も多くつかわれているOSの一つとなっている。

IoT・UbiquitousComputing
IoT/UbiquitousComputing

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コンピュータネットワークに接続されたコンピュータを実空間の様々な所に埋込み、センサー等を使って現実世界の状況を認識し、認識した情報に基づき、協調動作等を行いながら、社会活動を支える情報技術である。要素技術には、RFID、SensorNetwork、SmartCard、Security、EmbeddedSystem、Context-awareComputing、AugmentedReality等がある。これらの技術を利用して、Location-awareな情報サービス、食品・医薬品・工業製品等のトレーサビリティ、SmartHouseやSmartCityなど、様々なテーマに挑戦している。

Enableware

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これからの高齢化社会の中で、高齢者や障がい者を含めて、あらゆる人がコンピュータを利用できることは重要である。更に、情報通信技術やコンピュータを用いて、人間が生活上直面する様々な困難を解決する技術をEnableware(イネーブルウェア)と名づけて、実際に障がい者の方々と一緒に研究をしている。

Open Data

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オープンデータは、IoTやUbiquitousComputingによって蓄積された膨大なデータや、多くの様々な社会組織が保有するデータに対するAPIを備えたサービス開発環境、またそれを用いた情報サービスの新しい開発プロセスである。要素技術には、SemanticWeb、NoSQLDatabase、GIS等がある。

公共交通オープンデータ

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近年は、オープンデータの中でも特に、我が国で発展している鉄道やバス、航空機などの公共交通に関する情報を提供する、「公共交通オープンデータ」の取組に力を入れている。