第二部 トロン仕様チップ命令詳細第六章 シフト命令
SHL
シフト命令 <<L1R>>,<<L1>>,<<L2>>

【ニモニックとオペランド】

SHL count, dest

【機能】

Shift logical
論理シフト

【オプション】

なし

【命令フォーマットと表記法】

【解説】

 この命令はcountによって指定されたビット数だけdestを論理シフトし、最後にシフトアウトされたビットをX_flagに入れます。一般形のSHL:GとSHL:Eでは、シフト方向はcountの符号に依存し、countが負のときは右シフト、正のときは左シフトです。
短縮形のSHL:Qでは、countはデコード規則"sn"に従って決まります。#4snがすべてゼロのときはcountは8で、それ以外のときは#4sと同一です。
右シフトでは、0がシフトしてMSBに入り、シフトのつど1ビット右にコピーされます。左シフトでは、0がシフトしてLSBに入り、左にコピーされます。

【フラグ変化】

【発生EIT】

RIE  dest [Sho/m], count [Gen/r], dest [Gen/mu]のアドレッシングモード違反
RIE sy = 11
 

【使用例】



 汎用レジスタR1で示されるロケーションの内容(H'ffffab12)が、R2で示されるロケーションの内容(H'0000000c)で指定されるビット数だけ論理シフトされます。つまり、12ビット左にシフトされます。X_flagM_flagがセットされます。