第二部 トロン仕様チップ命令詳細第ニ章 転送命令
MOVU
転送命令 <<L1R>>,<<L1>>,<<L2>>

【ニモニックとオペランド】

MOVU src, dest

【機能】

Move unsigned
符号なし転送

【オプション】

なし

【命令フォーマットと表記法】

【解説】

 この命令はソースオペランドsrcの内容をデスティネーションオペランドdestへ転送します。srcのサイズがdestのサイズよりも小さいときには、転送前にsrcの値をゼロ拡張します。destのサイズがsrcのサイズよりも小さく、srcの値をdestのサイズ内で符号なし整数として表せないときには、V_flagをセットします。

【フラグ変化】

【発生EIT】

RIE src [Gen/ru], dest [Gen/wu]のアドレッシングモード違反
RIE sx = 11, sy = 11

【注意事項】

フォーマット	 即値データの範囲

MOVU:E	   0 ≦ src ≦ 255
  :G 	   0 ≦ src ≦ 4,294,967,295

【使用例】



 16ビット長の数値H'a76eを32ビットに符号拡張して(H'ffffa76e)、汎用レジスタR3の内容(H'000001b2)に加算します。加算結果(H'ffffa920)を実効アドレスとして使用してメモリから1バイトを読み出します。メモリから読み出した8ビット長の数値(H'df)を32ビットにゼロ拡張して、R7へ転送します。命令の前後での値の変化は以下の通りです。