第二部 トロン仕様チップ命令詳細第十七章 MMU関連命令
PTLB(特権命令)
MMU関連命令 <<L1>>,<<L2>>

【ニモニックとオペランド】

PTLB

【機能】

Purge translation lookaside buffer (TLB)
TLBの無効化

【オプション】

/AS すべての論理空間TLBをパージ
/SS R0で指定されたLSIDを持つ半空間のTLBエントリのみをパージ
(<<L2>>)

【命令フォーマットと表記法】

p パージする論理空間
p = 0 すべての論理空間をパージ(/AS)
p = 1 R0で指定されたLSIDを持つ半空間のみをパージ(/SS)

レジスタ上のパラメータ

R0 : パージするTLB論理空間LSID(/SSオプションの場合のみ)

【解説】

 この命令は指定されたオプションに従ってTLBエントリを無効にします。/ASオプションではすべてのTLBエントリがパージされます。/SSオプションでは汎用レジスタR0で指定された論理空間TLBのみがパージされ、共有半空間TLBはパージできません。
 PTLB命令は、PSWのATビットの設定に関係なく、実行されます。
 PTLBは特権命令です。

【フラグ変化】

【発生EIT】

RIE  P=1(<<L2>>以外)
PIVE リング0以外で実行

【使用例】



 TLBのすべてのエントリをバージします。