くりてぃかるひっと!
ソードワールドRPGリプレイ
旅芸人一座の冒険・第9話
「大怪獣バジリスク」
さて、今回は予告どおり、アニースの育ての親である賢者モショエショエ(こ
の事実をアニースはまだ誰にも話していない)のお話です。(タイトルは違って
いますけどね) レノルード導師の話しからすると、かなり迷惑な性格をしたじ
いさんのようですが、さて、どうなることやら……
なお、今回はアックスとアンポのプレイヤーがお休みです。(ただでさえ台詞
が少ないのにねぇ(笑))
★☆★ レノルード様ご到着 ★☆★
GM 前回の「アックスのお母さん誘拐事件」から2日後のことです。座長も客
演から帰ってきて、一座みんなで宿の部屋でくつろいでいると、宿の親父さんが、
「おーい、あんたたちに客が来てるぞ」と、呼びに来ました。
アスファロス 客? 一体誰だろう?
GM レノルード様ですね。「いや、ずいぶん待たせてしまったようだな」
アスファロス レノルード様? 一体どうして?
アマーニ ここで待ち合わせということにしていたんでしょ!
アンダルシア 俺たちはこれから、モショエショエのところに仕事をしに行くん
だろ!
アスファロス え……? ああ、そうだったっけ。ずいぶん前のことなんで、す
っかり忘れてた。(笑)
アニース まあ、待ったというほどは待ちませんでしたよ。その間に色々なこと
がありましたけど……。
GM 学院や宮廷での仕事も、何とかひと区切りつけてきたよ。
アマーニ そういえば、ライムさん(第7話「昔々のモーニングコール」参照)
は元気にやってますか?
GM ああ、元気すぎるくらいだ。旦那のグレンも騎士団に入隊して頑張ってい
るよ。剣の腕の方も確からしいから、出世するんじゃないかな。ところで明日に
は出発する予定だが、備品の買い出しなんかはやらなくていいのかな?
アスファロス とりあえず、個人個人で必要な物はないか?
アンダルシア ギターはあるし、笛もあるし。
アニース 個人的に必要な物はないんじゃないの? 後は、一座としての備品だ
けよね?
アスファロス それじゃ、一座の大道具くらいかな? それとトランプだな。と
いう訳で、あれも取られた、これも取られたと言って、レノルード様にお金を出
してもらう。ついでに、前から欲しかったこれも買ってもらおう。(一同笑)
アマーニ 座長、「貴方が取られたのは、この金のトランプですか? それとも、
こっちの銀のトランプですか?」
アニース 「いいえ違います。わたしが取られたのは、ただのダイヤモンドがち
りばめられた、こっちのトランプです!」とか?(笑)
アスファロス それって、使いにくそうだぞ。(笑) 買ってもらうのは、普通の
トランプだ。ただ、サイズは異常にでかいけどね。それから、ハト。
アンダルシア ハトなんて、飼っていたんだ?
アスファロス そう。ぽっぽっぽ、ハトぽっぽ♪
アニース ハトねぇ……そういえば、使い魔がいないわ。
アスファロス ハトを使い魔にするのか?
アンダルシア そうか、そうすれば一座の出し物が増えるぞ。(笑)
アスファロス 「算数ができるハト」とかも簡単だ! これも人気になりそうだ
ぞ!(笑)
GM 結局、魔法を使った、詐欺みたいな手品しかやらないんじゃないか。
アスファロス 客が喜べば、それでいいのだ!
★☆★ モショエショエの館へ ★☆★
GM さて、買い出しも終わって夕方になりました。明日は早速モショエショエ
の館へと向かうから、寝坊しないように。
アスファロス モショエショエの所まで、どのくらいかかるの?
GM ここから3日くらいの山の中に、ちょっと大きめの村があって、その村の
近くに館を建てたんだそうだ。地図でいうと、この辺りだね。(と、地図を出す)
アンダルシア それほど遠くはないんだな。
GM ということで次の日です。朝8時に出発。
アマーニ あたしは馬車の中で寝たままで、気付かないうちに出発しているのが
いいな。(笑)
アスファロス それでもいいよ。では、出発しよう!
GM 1日目、2日目、あっという間に3日が経って、山合いにあるにしては、
ちょっと大きめの村に着きました。
アマーニ なんていう名前?
GM ……付けてなかった。(笑)
アスファロス ムーラでいいよ。(笑)
GM よし、それにしよう。(笑) それでは、ムーラという村に着きました。モ
ショエショエの館は、この村の人に聞けば分かるということだ。
アマーニ その辺の人をつかまえて聞こう。ねぇねぇ、モショエショエの館って、
どこにあるんですか?
GM モショエショエだってぇ!? あんたたち、あのじいさんの知り合いかい?
アマーニ ま、まあ、そんなものですけど……。
GM 知っているも何も、あの人はこの村では有名だからね。村から半日ほど歩
いた山の中に、塔のような館を建てて住んでいるよ。
アスファロス 半日もかかるのか。それじゃ行くのは明日だな。その辺りに馬車
を停めて、そこで一泊しよう。
アンダルシア その前に、モショエショエがこの村にどういう迷惑をかけている
のか聞かなくちゃね。(一同笑)
GM 迷惑ね。(笑) それでは、話をしてあげよう。
モショエショエは、「いちおう」村人から信頼されているようです。というの
も、4年ほど前にこの辺りにやってきて以来、村人のために薬を作ってくれたり、
困った時の相談役になってくれたり。モンスターが現れた時などは、軽く焼き払
ってくれたり(一同笑)するそうです。
アンダルシア 何ということだっ! それではまるで、正義の味方ではないか!
(一同笑)
GM そう。普段はこのように役に立ってくれているんだけどね……村の近くに
来て以来、半年に一度くらいの割合でとんでもないことをやらかしているんだ。
アスファロス なるほど。森を焼きつくしたとか?(笑)
アマーニ 娘を一人、生贄に差し出させるとか?(一同爆笑)
GM そんなことはないけどね。(笑) 例えば3年前なんかは、身長10mくらい
の鋼鉄の巨人が村に下りてきて……
アンダルシア 畑を耕して帰っていった。(笑)
GM いや、モショエショエはそのつもりだったらしいけれど、途中で制御が効
かなくなって暴れだしたんだ。その時は村の3分の1くらいが破壊されたらしい。
(一同爆笑)
アスファロス 怪我人は出なかったんですか?
GM その時は、モショエショエが事前に通報していたから、村人はみんな避難
していて無事だったんだ。
アスファロス 「畑を耕しに行くよ」「まずい、みんな避難だ!」って?(一同
爆笑)
GM そうだね。(笑) それから、これは半年ほど前の話。モショエショエが、
新しく開発した肥料を村に持ってきた。肥料くらいならば害はないだろうという
ことで使ってみた。そしたら、その畑にできた野菜が突然、狂暴化してしまった
んだ。
一同 きょうぼうかぁ!?(一同爆笑)
GM そう。モンスター化して、村じゅうを飛び回り、家畜を襲いはじめたんだ。
この時は、村人も何人か噛付かれたなぁ。
アスファロス 牛に襲いかかる牧草……。
アンダルシア 飛び回るカボチャお化け。
アマーニ 野菜が元気になったのはいいけれどね。(笑)
GM まあ、どちらの時もモショエショエが責任を取って、何とかを片をつけた
んだけれどね。この半年ほど騒ぎがないから、そろそろ何かやらかすだろうと、
村では警戒しているんだ。
アニース そろそろ誕生日だし……花火くらいで済めばいいけど……。
どうやらモショエショエは、予想していた以上のくせ者のようです。(もっと
もアニースやレノルード様から見れば、昔から全然変わっていないな、というと
ころですが……)
GM さて次の日、出発しようとしていると、1人の村人がやってきました。「モ
ショエショエさんを訪ねてきたというのは、あなたたちですね?」
アスファロス そうですが、何か?
GM 丁度よかった。ついでに、この荷物を届けてくださいよ。
アスファロス まあいいですけど……一体どういう荷物なんですか?
村人の話では、1週間に数回ずつ、村からモショエショエのところに食料や日
用品、雑貨を届けているのだそうです。荷物はちょっと大きめのかご一杯に入っ
ています。
ところが、今回は特別な荷物も混ざっていて……。
GM ああ、いつもの荷物の他に、今回はこんな物が混ざっているんですよ。
アニース どんな荷物ですか?
GM 直径20cmくらいの球形の物ですが。なんでも、モショエショエさんが大
金をはたいて異国から取り寄せた物だそうで。傷つけないように、丁寧に扱って
くれとか言っていましたよ。
アスファロス そうか、これはアンダルシアにでも持たせておこう。落とすんじ
ゃないぞ。
アンダルシア は? おれが持つの?
アスファロス うん。
アンダルシア ホエホエ〜。中身は何だろう?
アニース 開けてみればいいじゃない。
GM それでは、中には直径20cmくらいの、青く美しい球体が入っています。
ヒスイのようにも見えるね。
アマーニ そ、それって……。
アンダルシア た、卵じゃないだろうな?
GM プレイヤーは正体を知っているよね、別のパーティーで1度出したことが
あるから。でも、キャラクターが知っているかどうかはセージチェックだよ。
アスファロス セージ技能なんて持ってないな。
アンダルシア 2レベルに上げておいたのだ。あれ、たったの9。
GM まあ、みんなが知らなくてもレノルード様は知っている。「こ、これは、
バジリスクの卵だぞ……? まったく、あの人は昔から人騒がせなものばかり集
めるのだからなぁ」
アニース それって、目玉焼きにすると美味しいのかな?(笑)
アスファロス バジリスクは……知名度9だ。
アンダルシア ということは、名前が出てくると分かるんだな。それって、めち
ゃくちゃ恐ろしい化け物じゃないか!
アマーニ バジリスクって、8本足のトカゲでしょ? バジリスクの黒焼きでも
作って、薬を作るつもりじゃないの?
アンダルシア 分かったぞ! モショエショエはこのバジリスクを遺伝子操作し
て、石化の視線が使えないバジリスクを作るんだ!
GM で、ペットとして売り出すの?
アンダルシア ちがう。それをバジリスクの生息地に放す。そのバジリスクが結
婚して子供が出来たら、遺伝の影響で子供も石化が使えないんだ。このようにし
て何世代も続けると、そのうちにバジリスクという種全体が、石化を使えなくな
る!
アスファロス そんなことして、どうなるんだ!
アマーニ バジリスクを絶滅させるつもり?
アンダルシア だめ? それじゃ石化のかわりに……
アニース レーザー光線でも出るようにする?(一同爆笑)
GM 一体、何の話をしているんだか……。
とかいう話はこっちに置いといて、話は元に戻ります。村を出発した一座は山
道を登り、昼頃になって、ようやくモショエショエの館が見えてきました。
GM 館の前までやってくると、レノルード様よりも少し若く見える魔術師が出
てきました。
アンダルシア これがモショエショエか?
アスファロス ずいぶんとお若いですね!
GM ちがうよー。この人はレノルードの弟弟子にあたる人だよ。「もっと早く
来てくださいよ! 先生はたいそうお怒りですよ!」
アンダルシア は?
GM 一番弟子のくせに来るのが最後とはけしからんとか言って、まわりに当た
り散らしているんですよ!
アスファロス レ、レノルード様、大丈夫ですか?
GM レノルード様は、「大丈夫、大丈夫、昔からああいう人だ」とか言ってい
ます。
アンダルシア 10レベル対決に巻き込まれたらどうしよう?(一同笑)
GM 弟弟子は「先生、やっと来ましたよ〜っ!」と、モショエショエを呼んだ。
すると館の中から、モショエショエが怒りながら出てきた。
アニース どんな顔?
GM イラストレーターにまかせます。(笑) でも、とても100歳よりはずっと
若く見えるね。「レノルード! お前ならば、ここまでアッという間に来られる
だろ! それをこんなにゆっくりやってきて、一体何のつもりだぁ!!」
アニース ハァ〜イ。おひさ〜。(一同爆笑)
GM あ? ア、アニースじゃないか! 一体どうしてここが分かったんだ?
アスファロス アニース、知り合いなのか!
アニース まあ、その……。
GM アニースは、わしの孫みたいなものぢゃ。
アスファロス つまり、隠し孫ですね。(一同笑)
アニース それは絶対に違うぞ。(笑)
アマーニ アニースったら、こんなお祖父さんを隠しているんだからぁ。
(笑)
アンダルシア つまり、隠しじじいだな。(一同爆笑)
アスファロス キャーッ、アニースったら不潔!(笑)(急にオカマになる座長で
あった……)
アマーニ あなたがそんな人だったなんてっ!(笑)
GM レノルードもすっかり驚いている。「せ、先生、これはいったい……」
アマーニ だから、隠し孫と、隠しじじいの関係。お互いに知られたくない過去
を持っていたのね。(笑)
アニース だから、わたしの育ての親というか……認めたくないことだけどねぇ。
(笑)
GM その昔……メデロンパの森(一同笑)……で拾われたんだっけ?
アニース そう。(笑)
アマーニ どうして、拾って育てることにしたの?
GM 道に落ちてたから。(笑) これが、果物とかブタとかだったのならば、家
に持って帰って食べるところだったのぢゃが、さすがに人間は食えないぢゃろ?
アニース シクシクシク……。
アンダルシア しかし、「落ちていたから」というのは明快でいいな。(笑)
GM さて、実はモショエショエは、弟子たちに招待状を山ほど送りつけていた
んだけれど、来たのは年寄りの弟子ばかり数人だけだったんだ。みんな、あまり
関わりたくないようだね。(笑) それで機嫌が悪かったんだけど、アニースが来
てくれたんで、いっぺんに機嫌がよくなってしまった。「さあ、アニース、早く
中に入りなさい。今までいったいどうしていたんだね?」
アンダルシア 我々のことは、全然気にしてくれないんだね……。
アスファロス 興味ある対象しか目に入らないんだよ。(笑)
★☆★ 100歳&20歳ハッピー・バースデー ★☆★
GM さて、館の中に入ると、年寄りの弟子が6人ほどいるだけ。これじゃ怒る
のも無理ないね。
アマーニ モショエショエの誕生日のついでに、アニースの誕生日もやったりし
て。(笑)
アニース そ、そういえば、ついでにやっていたような気が……。
GM もちろん、ついでに誕生日を祝ってしまおうということになるね。(笑)
ということで、誕生日は明後日です。「みんな、ゆっくりしていくがいい」とか
言われるけど、それと同時にさっさと仕事の割り振り表を渡されます。
アンダルシア は? 仕事?
GM うん。食事係、掃除係、植物園の世話、薪割り、水汲みなど。雑用を押し
付けられます。(笑)
アニース ハーイ、食事係は決まり。(笑)
アマーニ あたしは植物の世話。薪割りはアックスでしょ?
アスファロス よし、掃除はブラウニーにやらせよう!
GM この館を建てたのは4年ほど前だよ。50年なんて、とてもとても……。
アスファロス しまったぁ! これは自分でやるしかないか。(笑)
GM そう言って仕事を割り振っていると、モショエショエがアニースに尋ねま
す。「こいつら、みんなお前の弟子か?」(一同笑)
アニース ち、違いますよう!(笑)
アマーニ 違います! アニースは実は私のお母……
アニース ぬぁーに、アマーニ?
アマーニ ……ホリホリ。(一同笑)
アスファロス まあ、アニースには逆らえないということでは、そういう関係に
近いかも知れない。(笑)
アンダルシア 何と言っても、胃袋を握られている。(笑)
GM ということで、仕事を割り振ったら、早速取り掛かること。特にスリリン
グなのは、植物園の世話係だね。
アニース 狂暴化した野菜がいるかも知れない?
アンダルシア 死ぬかも知れないって?
GM それはないけど……そもそもこの植物園が作られたのは、去年の野菜狂暴
化事件の反省からなんだ。村で実験を続けると、後々面倒が起こりそうなので、
自分の館に専用の実験用農場を作ったわけだね。
アニース それじゃ、どういうのがいるの?
GM それはまあ、50cmくらいに育ったハエジゴクとか、「あ、あんまりそれ
に近付くと噛付かれるぞ!」とか……。
一同 結局、あんまり変わらないじゃないか!(笑)
アマーニ ……とりあえず、防具でもつけて世話をしよう。
とんでもない屋敷ですが、一座はそれぞれ割り当てられた雑用をしながら、誕
生パーティーの日を待つのでした。(もちろん、弟子の魔術師にも仕事は割り当
てられています)
アマーニ それじゃ、水をやってこよう。グラスランナーって、植物と意志疎通
できたっけ?
アンダルシア 一応できることになっているけど……気持ちいいか、気持ち悪い
か程度じゃないのか?
アマーニ できるのか。それじゃ聞いてみよう。「あなた、モショエショエさん
好き?」
GM それはさすがに無理じゃないのかな? ほら、サボテンの置いてある部屋
で植物をバラバラにすると、犯人が部屋に入ってきた時にさぼてんが反応するっ
ていう、ああいうのじゃないかな?
アンダルシア そうだな、モショエショエの所に持っていったら嫌がるとか喜ぶ
とか、その程度だろうな。
アマーニ それじゃ持っていこう。えっと……このでっかいハエジゴクを持って
いく!(笑)
GM ハエジゴクを運ぼうとしたら、頭にカプッ!(一同笑)
アマーニ ……。
アンダルシア それって、抜けられるのか?
GM どうでしょうねぇ。(笑)
アマーニ ……コチョコチョコチョ。
GM ガバガバガバガバ。(一同笑)
アマーニ ……ドカン!
GM カパッ! 開いた。(笑)
アマーニ しかたがないから他のにしようっと。普通(に見える)薬草でいいや。
モショエショエさんのところに持っていって、反応は?
GM 脅えている。(一同笑)
アマーニ 「やっぱりね……」と、一人で妙に納得して、そのまま帰っていく。
(一同笑)
アスファロス 突然植物を突き付けられて、そのままどこかに行かれたら、モシ
ョエショエはどんな感じだろうね。(笑)
アンダルシア そうだよな、何も言わないで行っちゃうんだもんな。(笑)
こんな事をやりながら、やっと誕生パーティーの当日がやってきました。一座
の仕事は、余興の出し物を見せることです。
GM 誕生日当日です。
アマーニ ……芸をやるんだよね?
アンダルシア そりゃ、やるしかないだろう? それがどうかしたか?
アマーニ このおじいさん、芸がつまらなかったら、はっきり「つまらん」って
言いしょうじゃない?(笑)
アスファロス 大丈夫だ。我々の芸は面白いから。
アニース いつもどおりやればいいのよ。……いつもどおりにやったら、一番ヤ
バイのは座長じゃないの?(笑)
一同 えっ? ……ああ、そうか!(爆笑)
アスファロス そうか、今回は真面目な手品をやらないと!
アンダルシア だって、いつもは魔法に頼ってばかりだからね。全部ばれちゃう
よ。(笑)
GM それでは、出し物が始まりました。他の人の芸は大ウケしています。問題
は座長の手品だよな、やっぱり。(笑)
アスファロス 大丈夫だ。普段と違って精霊魔法を利用しない手品だからね。
GM 例えばどういうの?
アスファロス トランプを引かせて、それを山に戻して、当ててみせるとか……。
GM それでは、トランプを1枚引きました。山に戻しました。
アスファロス う〜ん……あなたが引いたカードはこれだ! 大当たり!(笑)
GM ブーッ! 大外れ。
アンダルシア あれ?
アスファロス なぜだ! 成功ロールもなしで勝手に失敗させるんじゃない!
アマーニ 一体、誰がカードを引いたの?
GM 当然、モショエショエ。(笑)
一同 うわーっ!(爆笑)
アスファロス そ、それは外れるかも知れないぞ。モショエショエくらいならば、
勝手にカードを変えられるかも知れないからなぁ。(笑)
GM 「若いの、まだまだ修業が足りないようぢゃなぁ」とかいいながら笑って
いますけど?(笑)
アスファロス おかしいなぁ?
アンダルシア お前は、このまま引き下がるのか?
アスファロス いや、こちらにも意地はある! 最後にシルクハットからハトを
取り出して終わりにしよう。「はい、ハトが出ますよ〜」
アマーニ パッ、と取り出したそれはカエルだったりして。(一同爆笑)
GM ポリモーフをかけるのか。(笑)
アニース それはそれなりに面白いよ。みんな笑ってくれるからね。
アスファロス ……?? 手品をしている本人は、呆然としている。(笑)
アニース おかしい、なぜなんだぁ! って?(笑)
アマーニ やっぱりカエルを出します、パッ! ……ウサギ?(笑)
アニース 取り出した途端に大きくなって、「……象?」とか。(一同笑)
アスファロス 最後に、モショエショエ自身が出てくる。(一同爆笑)
アスファロス とにかく、笑いが取れている間に終わりにしてしまおう。(笑)
GM ということをやりながら、その日は深夜まで大騒ぎをしていたのでした。
★☆★ バジリスク誕生 ★☆★
GM さて、騒ぎも終わって次の日です。
アマーニ あっ、そういえば、バジリスクの卵って渡したっけ?
アンダルシア 渡してないな。いったい誰が預かっているんだ?
アスファロス お前だ、お前!(笑)
GM さて、レノルード様たち年寄り連中は、それぞれ仕事が待っていて忙しい
とのことで、朝一番にみんな帰ってしまいました。
アンダルシア えーっ、もう帰っちゃったの!?
GM 本当のことを言うと、これ以上付き合っていたら、身がもたないというこ
とで……。(笑)
アンダルシア それじゃ、俺たちもそろそろ帰ろうかなーっと。馬車に荷物を積
み込んだりしていると卵を見付けて、「あれ? なんだいこりゃ?」って。(笑)
アスファロス きれいだな、もらっちゃえとか?(笑)
アンダルシア うーんと、座長の帽子の中に入れてしまおう。(笑)
GM それを見ていたモショエショエは、「おや、それはわしが求めていた、バ
ジリスクの卵ではないか。お前たちが運んできてくれたのか」とか言います。
アスファロス ええ、その通りですが……。
GM それはそれは、礼をしなくてはならんな。まあ、1、2週間ほどゆっくり
していくがいい。(笑)
アンダルシア は?
アマーニ えーっ!?
アンダルシア う、嬉しいのですが……座長と相談してきます。
GM そうか……。よし、わしが座長と話を付けてやろう!
アンダルシア ……ざちょー。
アスファロス ん? どうした、アンダルシア? 情けない声を出して?
アンダルシア 後ろからモショエショエさんもついてきているんだけど……。
アスファロス おや、モショエショエ様、何かご用ですか?
GM まあ、せっかくアニースが来てくれたことだし、昨日は楽しませてもらっ
たし……ということで、もう2、3週間ほど泊まっていきなさい。
アマーニ さっきは1、2週間とか言っていたのに。(笑)
アスファロス それはどうも、しかし我々も仕事をしなくてはならないので、あ
まり長居をしてもお邪魔だろうし……
GM それならば1、2週間だけでも泊まっていきなさい。
アスファロス それではせっかくだから、1週間ほどお世話になりましょうか。
GM それじゃ早速だけど、仕事を割振ってみようか。
一同 えーっ!(一同爆笑)
アニース やはり来たか……。
仕事はあいかわらず、掃除、洗濯、庭の手入れ etc....。それに、バジリスク
の卵の世話が加わります。
掃除や洗濯などは今までどおりの分担です。食事と洗濯はアニース、薪割りと
かの力仕事はアックス、アスファロスとアンポが館の掃除、アマーニは植物園の
世話。
アンダルシア すると、俺は何もしなくていいわけ?
アスファロス バジリスクの世話が残っているじゃないか。(笑)
アンダルシア まだ生まれてないけど?
GM 卵は孵卵器の中に入れてあるから、卵が孵るまでは1日に数回様子を見に
行くだけでいいってさ。
アンダルシア 中で腐ってるんだろ?
一同 ……字が違うっ!(笑)
GM さて、そうやって2日目の夕方のことです。夕食後、アンダルシアが孵卵
器の様子を見に行くと、卵にひびが入っています。
アンダルシア みんなを呼びに行く。「生まれるぞーじゃんじゃかじゃんじゃ
か、生まれるぞーじゃんじゃかじゃんじゃか」
アスファロス なんだ、その効果音は?(笑)
アニース わーい、面白そうだな。行ってみよう!
GM モショエショエも来ました。見ていると、ひびがだんだん増えてきます。
アマーニ パテで埋めなきゃ。(一同笑)
GM そんなことするなよ……。そのうちに卵が割れて、中から40cmくらいの
バジリスクが出てきたのでした。
アンダルシア やっぱり、まだ目が開いてなくて、ミーミーいってるわけ?
GM そうじゃないの? バジリスクがなんて鳴くかは知らないけれど。とにか
く無事に生まれたから、アンダルシアは引き続きこいつの世話を頼むよ。
アンダルシア ヒーッ!
アニース バジリスクって、何を食べるんだろ?
GM 肉でもやっとけばいいんじゃないの?
アニース 直接見ても大丈夫なの?
GM 1週間くらいしないと目が開かないし、目が開いたからっていつも石化の
視線を使うわけでもないし……。ニシキヘビとかだってペットに出来るんだから、
卵のころから育てれば、なついてくれるんじゃないの? 本当はどうか知らない
けど。
アンダルシア ……なつかせることに努力しよう。石になるのは嫌だ。
その日からさっそく、アンダルシアはバジリスクの世話を始めることになった
のでした。何とかなついてもらおうと、餌をやる前に曲を聞かせたり、夜中に泣
いていたら会いに行ってやったり、いたりつくせりです。(笑)
アニース 料理と洗濯だけだと暇だな。仕事の合間に植物園にでも行って、コサ
ック・ダンスを踊るヒマワリを作る研究でもしていよう。(笑)
アマーニ それじゃその後をついていって、コサックを踊っていよう。(笑)
GM さて、そんなことをやって3日が経ちました。バジリスクの方はアンダル
シアになついたのか、アンダルシアのそばに寄ってくるようになりました。
アンダルシア 1週間後に目が開いて「インプリンティングだよ〜ん、……あれ
れ? 石化?」とかなったら嫌だなぁ。(笑)
GM あのねえ……。
アンダルシア そうだ、小さいうちは石化の抵抗値も低くて済むだろうから、そ
のうちに石化の免疫を付けておこう。(笑)
GM 出来るか! それでは3日目の昼ですね。
アンダルシア ところで、このバジリスクって、オス、メス?
GM メスみたいだけど?
アンダルシア 名前を付けなくちゃな……。うーん、メスだから「オクサン」に
しよう。
一同 ……変なの〜!(一同笑)
アンダルシア ごはん時になると、「オクサン、御飯ですよ〜」って。いや、別
にこれがやりたくてこういう名前を付けた訳じゃないんだけどね。(笑)
アスファロス それを見て、「あいつ結婚したいんだなぁ」としみじみ思ってい
る。(笑)
GM さて、バジリスクは館の外にバジリスク小屋を建てて、そこで育てている
んだけど、そっちの方からバキバキという凄まじい音が聞こえてきた。
アニース は?
アスファロス ばきばき?
GM 見ると、5mくらいに育ったバジリスクが暴れて、小屋をつぶしておりま
す。(笑)
一同 え?
アスファロス 一体、何じゃ!?
アニース なんか、すごい育ってる〜。
アンダルシア うーん、どうしたんだろう? ペギミンXでも飲んだのかな?
アマーニ でも、今日の朝までは小さかったんでしょ?
アニース 食事に成長促進剤でも混ぜたの?
アンダルシア 俺が入れるわけないだろ!
GM そうやって覗いていると、隣にいたアックスとアンポが、突然静かになり
ました。
アニース あ……静かになっちゃった。(笑)
アスファロス あれ? 堅くなってる。(笑)
GM そうやっていると、突然モショエショエが襟首をつかんで、君たちを部屋
の中に引き戻した。「こらっ、もたもたしているとお前たちまで石になってしま
うぞ!」
アスファロス 一体、なにが起こったんですか?
GM おい餌係、今日の朝飯はなにをやった!
アンダルシア なにって……いつもどおり、お肉ですけど?
GM どこに置いてあった?
アンダルシア いつもどおり、食料庫の肉で……。
GM モショエショエは食料庫に走っていった。「こらっ、肉を取った棚が違う
だろ!」
アマーニ やっぱり、アンダルシアが悪いのか。(笑)
アニース ねえ、おじいちゃん、その棚には何が入っていたの?
GM 庭で取れた野菜をやったニワトリなんだがな……
アニース そ、それって……
GM 餌をやった途端、ヒヨコが親になる親になる。(一同笑) いつだかの野菜
みたいに狂暴化して村を襲う前に、肉にしてしまったのだがな。ところでアニー
ス、今日の昼飯に使ったりしていないだろうな?
アニース そ、そこの肉は使っていないような気がするけど……。(笑)
GM それは良かった。
モショエショエは、半年前に野菜を狂暴化させた肥料を改良して、それを庭で
育てていました。しかし、収穫後も薬が残っていたらしく、これを食べたニワト
リは話の通り。そして、その肉を食べたバジリスクも……。
アニース 私たちが食べてたら、どうなっていたんだろう……。(笑)
アンダルシア そんな危険なもの、普通の食料と一緒にしまっておいたりしない
でくださいよ!
GM 後で誰かに食わせて、実験をしようと思っていたんぢゃが……。
アニース やっぱり。(笑)
GM そんなことを話している間に、外が静になった。モショエショエがちらり
と覗くと、バジリスクは村の方に向かって山を下りていくところ。
アニース ワーッ、それはまずい!(笑)
GM モショエショエは仕方がないので、とりあえず使い魔のオウムを飛ばして、
村人に避難するように知らせることにした。
アンダルシア その前に、石になったこいつらをなんとかしてくれ。
GM そんなの、後でどこかの神殿にでも連れていけ。
アニース 今は、この状況を何とかするのが先ね。そして、この状況を何とか出
来るのは……君だ!
アンダルシア え? ぼくですか? とりあえずララバイでも歌って……。さあ
〜、ねむり〜なさ〜い〜♪
GM だめだね、効かなかった。バジリスクは山を下りていった。
アンダルシア ララバイが効かないとなると、どうしろと言うんだ?
アニース 親代わりの君が説得に行きなさい。(笑)
GM でも、成長促進剤には狂暴化の副作用があるからね。中和剤があるにはあ
るんだけど、今から合成しなくちゃならないんだな。モショエショエは、「急い
で中和剤を作るから、おまえたちはバジリスクを見失わないように石にならない
ように、追跡しておいてくれ!」と言っている。
アニース とりあえず、使い魔のハトさんを飛ばそう。
GM バジリスクは森の中を進みながら、途中で出会う動物を全部石にしながら
進んでいく。
アニース そ、それはまずい。(笑) でも、石になった動物のあとをつけていけ
ばいいから、追跡は簡単ね。
GM さて、さっき飛ばしたオウム君の報告だけど、村人の避難は完了したそう
だ。
アニース やけに素早い避難だと思わない?
GM 月に一度、避難訓練をしているという話だからねぇ。(一同爆笑)
アマーニ ひょっとして、「あっ、モショエショエのオウムが飛んできたぞ!
全員避難だぁ!」って?(一同爆笑)
アスファロス とにかく、別の村にまで被害を広げないように、何かで気を引か
ないとだめだろうな。
アスファロス 追い掛けるしかないか。
アンダルシア 見付けたら、今度は食事の前に聞かせていた曲を弾いてみよう。
アニース じいちゃん、わたしも手伝うから、早く薬を作ろう!
GM お前は、みんなと一緒に行きなさい。私は薬が出来たら、すぐにテレポー
トしていくから! 馬は人数分だけ持っていけ! ……たとえ石になっても、ア
ニースだけはわしが責任を持って元に戻してやろう。(笑)
アンダルシア ちょ、ちょっと待て、じいさん……。
GM さっさと追い掛けるんだぞ、では。ガシャン! 研究室に閉じこもってし
まいました。
アスファロス とにかく、行くしかないね……。
★☆★ バジリスクを追いかけて ★☆★
外に出てみると、バジリスク小屋はバラバラになっています。モショエショエ
の館の馬に乗って、バジリスクの追跡がはじまりました。
バジリスクの姿はもう見えなくなっていますが、アニースの使い魔のハトが追
跡をしているし、森の中では石になった小動物があちこちに転がっているので、
見失うことはないでしょう。
GM バジリスクが通った跡は、石になった昆虫や鳥が転がっているから、すぐ
に分かるね。
アニース ほんっと、無差別だわ。
アンダルシア まさに、ペンペン草1本残らない。
アニース 生えてるよ、ほら。(笑)
アンダルシア とにかく追うのだ!
GM 追跡を続けると、そのうちに村に出ました。家畜小屋の中で牛が石になっ
ていたりするけど、人間には被害がなかったみたい。
アスファロス 村人はどこに避難したんだろう?
GM そうやって村の中をまわってみると、一番大きい村長の家の中から手招き
している人がいます。
アニース 行く行く。
GM いやあ、驚きましたねえ。やはりやりましたか。(一同笑)
アンダルシア とにかく無事で何より。
GM 村人はみんな、村長の家に避難しています。こういう時のために、地下室
が作ってあったりするんだ。
アンダルシア メテオ・ストライクの一撃くらいは、楽に耐えられますっていう
の。(笑)
アスファロス この世界に何があっても、この村だけは生き残りそうだな。(笑)
GM ひょっとして、この前の卵ですか? ずいぶんと育ったものですねえ。
アニース ええ。半年前の野菜狂暴化肥料の改良版の成長促進剤を使った野菜を
食べたニワトリの肉を食べたらああなったんです。(笑)
GM あれ、そういえば人数が減っていますね。ひょっとして、その2人も巨大
化して暴れているとか?(笑)
GM註:実際は、生物を成長させて成体にする薬なので、アックスが飲んでも影
響はありません。アンポならば、急激に成長して狂暴化したかも……
アンダルシア 違う違う! 石になったんです!
アニース 固まってます。
GM それは大変ですね。まあ、村人には被害はなかったですから、家畜の分だ
け弁償してもらえばいいですよ。ところで、あなたたちは村の様子を見に来たん
ですか?
アニース そういうわけではなくて、バジリスクを見失わないように追い掛けて
来たんです。
GM そうですか? あれならば、街道沿いに山を下りていきましたけど?
一同 ええぇーーーーーーーっ!
アスファロス 追い掛けるぞ!
GM ああ、そうだ、ついでにモショエショエさんのオウムもついていくみたい
ですよ。ほら。
アニース 連絡係ね。
さて、モショエショエの使い魔のオウムといっしょになりました。この村はこ
ういうことに慣れているので(笑)被害は最小限に食い止められましたが、他の
村ではこうはいきません。
とにかく、下の村に知らせる必要もあるということで、急いで追跡を再開した
のでした。
GM 今は2時くらいだね。そして、街道沿いに1時間くらい行くと、そこにま
た小さな村があるそうだ。
アスファロス 何とか間に合えばいいが……。
GM 街道沿いでは、何が見付かるか? それでは代表者1名、1d6を6回振
ってみて。
アスファロス 何があるんだ? とりあえず1回目は3。
GM 道端に、石になった人型のものが転がっています。
アマーニ ゴブリン?
GM そうだね。ゴブリンが2、3体、石になって転がっている。
アスファロス 2回目は5、3回目は5、4回目は2。
GM 40分後。冒険者らしき6人の集団が、石になっています。(一同笑)
アニース わーっ、固まってる、固まってる。(笑)
GM 顔を見ると、「な、何でこんな所で、こんなものが出てくるんだ!?」とい
う驚愕の表情のまま石になっています。
アニース この辺りにいるはずないものね。(笑)
アマーニ しかも、街道沿いに下りてくるバジリスクがいるかって?(笑)
アスファロス 次は4。
GM 4か。馬車を見付けました。それにつながっている馬は、石になっていま
す。
アニース 中は大丈夫なの?
GM 中では、商人らしい人が2人ほど、座席の下にもぐりこんで震えています。
アスファロス いつ頃バジリスクに会ったか聞いてみよう。
GM うわぁっ、驚いた! な、何だ、人間か……。
アニース 大丈夫ですか?
GM と、突然8本足の、トカゲのような化け物がやってきて、馬を石にしてし
まったんだ。何であんなものが街道に出るんですか?
アマーニ みんなこいつ(アンダルシア)が悪いんですよ。(笑)
アンダルシア 俺じゃないってばぁ……。
アニース で、どのくらい前に会いました?
GM 5分くらい前ですけど。追い掛けているんですか? 石にならないように、
気を付けてくださいよ……。
アスファロス 次は6。
GM 1時間後は何も見付からなくて、小さな村が見えてきました。
アスファロス ガーン!
アニース これはまずい、間に合わなかったか……。
GM 村では、人が慌ただしくうろついています。
アスファロス あれ? バジポン(……)は?
アンダルシア バジリスクが来た形跡はないのか?
GM まだ来ていないみたいだね。そして、村人は君たちに気付いた。「おや、
ひょっとして、頼んでおいた冒険者様たちですか?」
アスファロス 違います。
GM え、違うんですか? それにしても遅いなぁ。
アスファロス なにかあったんですか?
GM 実は最近、村の近くにゴブリンが出没するようになったのですよ。村に被
害が出始めたので、冒険者を雇ったのですが……
アマーニ 冒険者って、石になってなかったっけ? ゴブリンって、何匹くらい
いるんですか?
GM まあ、30匹はいるようですよ。
アニース あの、大変申し上げにくいことなのですが、その冒険者って、さっき
石になってましたよ。
GM 何だって? この忙しいのに、冗談を聞いている暇はないんだ!
アニース だから、バジリスクが現れて……
アンダルシア そう。中型で並の勢力のバジリスクがこの村に向かっているんで
す。
GM こんな所にバジリスクがいるわけないだろ? 今は人手が一人でも多く欲
しいんだよ!
アンダルシア だから、中型で並ので勢力の……
アニース 台風じゃないんだから。(笑)
GM そうやっていると村の向こうから、「ゴブリンが現れたぞーっ!」という
叫び声が聞こえてきた。村人は慌ただしく行動を開始する。
アマーニ そうだ、ゴブリンの後ろに隠れて、ご飯の時の曲を弾く。ばじりすく
がやってくる。ゴブリンは石になる。終わり!
アニース で、私たちも石になるって?
アマーニ 石になるのは、アンダルシアだけじゃないの?(笑)
GM さて、村の若い衆は声のした方に走っていく。手に手に鍬とか鎌とかを持
っている。女子供や老人は、反対の方に避難している。
アニース なんか、やばそうだから加勢しよう。
アスファロス まあ、我々は村人よりも強いだろうからな。よし、加勢する!
ゴブポンを倒したら、村人も我々の言うことを聞く余裕が出来るだろう。
さて、村人に加勢するために一座は声のした方に走ります。そこでは、20人ほ
どの村人と、30匹ほどのゴブリンとの戦いが始まっていたのでした。
村人は苦戦しているようでしたが、しょせんはゴブリン。アニースのスリープ
・クラウドと、座長のウィル・オー・ウィスプが面白いほどよくかかり、あっと
いう間に形勢逆転したのでした。
GM さて、村人は「なんと、我々には素晴らしい魔法使いが味方についている
ぞ! みんな頑張れ!」とか言いながら、ゴブリンを倒していきます。と、その
時、後ろの方にいたゴブリンが突然、脅え始めた。
アニース 来たっ!
アスファロス 来たぞーっ!
アマーニ 何が?
GM ゴブリンたちは森の奥に逃げ込もうとしたけれど、どんどん石になってい
く。それを見た村人もあわてるが、急に戦闘から外れるわけにはいかないので撤
退が遅れている。
アスファロス ここまで来れば、みんな信じるだろう。「みんな、バジリスクが
来たぞーっ!」
アニース とか叫びながら、私たちはさっさと逃げる。(一同笑)
GM 君たちは何とか逃げられたが、後ろの方ではゴブリンと村人が、また数人
石になったらしい。とにかく、ゴブリンも村人もパニックに陥って、戦闘どころ
ではなくなったらしい。
アンダルシア ここで食事の時の曲を弾いて、反応があるかどうか見てみよう。
ところで今、バジリスクは何をやってる?
GM えっと、逃げ遅れたゴブリンを追い掛け回している。
アンダルシア よし、弾いてみるぞ。……反応は?
GM ピタッ……きょろきょろきょろ。
アンダルシア 覚えているみたいだな。よし、いったん曲を止めるぞ。これをう
まく使って、何とか被害が出ないところに誘導できないかな?
GM そうやっている間に、バジリスクは森の中へと去っていった。ところで、
今気付いたんだけれど、バジリスクは今は8mくらいになっています。
アニース うわーっ、でかいよ〜。
アンダルシア そんな馬鹿な?
アマーニ バジリスクって、どのくらいまで成長するの?
アスファロス 大人になると、10mくらいになる。
アマーニ すでに怪獣になっている。(笑)
アンダルシア と言うことは、まだ子供なのかな? ひょっとしたら、精神点抵
抗が低いかも知れないぞ。
アスファロス それじゃ、今度見付けたらシェードをぶつけてみるとか?
アニース 私は、スリープ・クラウドをかけることにしましょう。
GM バジリスクが去っていったので、村人たちは石になってしまった人を回収
しに出てきた。「うう、お兄ちゃん、こんなになちゃって……」とか泣き崩れる
人もいる。
アニース なす術もないので、放っておこう。
GM いったい誰だ、あんなものを放したのは!
アニース (村人に聞こえないようにボソッと)うちのじいちゃん。
アンダルシア (同じく)放したんじゃない、逃げられたんだ。(笑)
GM 「これって、元に戻してもらうのにいくらくらいかかるっぺか?」とか相
談している。
アスファロス 責任はモショエショエが取るとして……とにかく追跡しよう。
GM それでは、大混乱に陥った村を横目で見ながら、森の中へと入っていきま
した。
★☆★ 旅の一座大ピンチ ★☆★
GM さて、森に入って気付くことと言えば、さっきとちがって石になっている
生物が少ないということだね。
アンダルシア すこしは正常に戻ったのかな?
GM それで、使い魔のハトを手掛かりにして、後を追うわけだね?
アスファロス そう。
GM それでは途中、石になったゴブリンとパイソンを見付けたけれど、それ以
外に変わったことはなかった。そして、森の中を1時間ほど追跡すると、突然守
が開けて、丘のようになっている。
アンダルシア バジリスクは?
GM バジリスクは、丘の上で寝てます。また大きくなっていて、10mくらいに
なっている。
アスファロス ハーッ、助かったぁ。
アニース 寝てる寝てる。寝てるやつにシリープ・クラウドは意味がない。(笑)
アスファロス 寝てるのにシェードをぶつけると、起きてしまうからやらない。
(笑)
アンダルシア ご飯の曲を演奏したら、おきたりして。(笑)
GM そろそろ日が暮れかける頃だよ。辺りはだいぶ薄暗くなってきた。そのと
き、モショエショエの使い魔のオウムがモショエショエの伝言を伝えます。「お
い、寝ているのならばそのままにしておけよ。もうすぐ薬が完成するんだからな。
それまでしっかり見張っておけよ!」
アンダルシア はぁ。
アニース もうすぐか……。あと2時間といったところかな。±2時間の幅があ
るけど。(一同笑)
アスファロス 薬が出来たら、すぐにテレポートして来るんだよね?
アンダルシア 我々が余計なことをしなければ、ずっと寝ているだろうけどな。
GM それでは、1時間くらい監視をしています。辺りはもうすぐ真っ暗になる
というころ。レンジャーは危険感知をしてくれ。
アンダルシア まさか、親が来たなんて言わないよな?(一同笑)
アマーニ えっと、危険感知は11だけど?
GM 11か。それならば、近くの茂みが突然ガサッとなって、何やらでっかい岩
のようなものが飛び出してきた。
アニース とりあえず、セージチェックは13。
GM 13ならば、一応知っているぞ。トロールだ。3匹いるぞ。
アニース 何だ、トロールか。
アマーニ トロールか……逃げたいな。(笑)
アスファロス バジリスクが起きないように、バジリスクの周りにサイレンスを
かけておく。これで魔法は打ち止め。
アンダルシア それって、意味があるのか?
アスファロス トロールが騒いでも、バジリスクは起きなくなるだろ? 少しは
安心出来る。
GM トロールの敏捷度は12だよ。
アニース 逃げたい。もとい、わたしは逃げる!
GM バジリスクの寝ている丘の方にしか、逃げ道はないけど?
アニース それでもいい。サイレンスがかかってるから。
アンダルシア 同じく逃げます。
GM みんな逃げるわけだね? でも、トロールの移動速度は24なんだ。簡単に
追い付かれてしまうよ。林から飛び出したところで追い付かれた。
アンダルシア パリーするしかないですね。
GM ああ、モショエショエのオウムの伝言だけどね、「アニース、そんなもの
適当に蹴散らしてしまえ!」だってさ。
アニース そんな無茶なーっ! 出来るわけないでしょう!
GM 「お前、この6年間いったい何をやっていたんだ!」だって。
アニース そうだ、イリューヨン・ワンドで、バジリスクの所にドラゴンの幻影
を作ろう!
GM はい、ドラゴンの幻影が出来た。トロールは新手の敵が出現したので、そ
ちらもやっつけようと、1匹が戦いを挑みにいった。(笑)
アニース し、しまった!
アンダルシア サイレンスの効果範囲に入る前に、ダンスの呪歌で踊らせよう。
GM トロールの残りの2匹は、そちらへ向かっているんだけど?
アンダルシア かまわない。他にやることもないだろ? えいっ、6ゾロ!!
と言うことは、みんな踊るわけで……。
GM トロールは踊り出した。
アニース こっちもみんな踊っていまーす。(笑)
アンダルシア トロールが踊っても、殴りに行く人がいないんじゃしょうがない
じゃないか! 呪歌をやめるぞ。
アニース 意味がないよ〜。
GM トロールは怒った。アンダルシアを殴りに行くぞ。攻撃点は14。
アンダルシア 殴られた。
GM ダメージは13点ね。
アンダルシア 13点って、おれの生命点は12しかないんだぞー。6点食らった。
さあ、逃げよう。
アニース 時間をかせいで、逃げよう。石を3個ひろう。
アマーニ 私はその間に、さっさと安全なところまで逃げちゃう。(笑)
GM バジリスクの方に行ったトロールは、次のラウンドには殴る。アンダルシ
アを殴ったトロールは、アンダルシアを追い掛ける。もう1匹は、座長の方に行
こう。
アニース なんか、最悪の事態に向かっているんだけれど……。
アンダルシア 丘を転げ落ちるように、トロールから逃げる。追い付かれるのは
時間の問題だけど……。
アスファロス パリーするしかないな。ところで、トロールのレベルって分かっ
たっけ?
GM わかってるよ。6レベルだ。
アスファロス つまり、戦って勝てる相手じゃないということはわかるんだな。
よし、パリーしよう。回避は13。
GM 避けたね。
アニース さっきの石で、ストーン・サーバントを1体作る。座長の援護ね。
GM はい。次どうぞ。
アンダルシア 逃げながら、座長の方に向かうぞ。早く俺の方にもストーン・サ
ーバントを作ってくれ〜。回避は14。
GM 避けたぞ。さて、バジリスクの方に向かったトロールは、バジリスクを殴
った! バジリスクは目を覚ました。
アスファロス ヒエ〜ッ!
GM 座長の方に向かったトロール。ストーン・サーバントを相手にすることに
したようだ。
アスファロス そのすきに逃げる! 後はどうなっても知らなーい。(笑)
アニース よし、逃げよう!
アマーニ 茂みの中から、その様子を見物している。(笑)
GM さっさと逃げちゃったんだよな……。さて、次のラウンドだよ。
アニース ストーン・サーバントをもう1体作る。今度は、アンダルシアの援護。
アンダルシア よかった。このラウンドの攻撃を回避すれば、後は逃げられる。
GM さて、目が覚めたバジリスク。アンダルシアの方を見た。
アンダルシア 何でおれの方を見る!
アスファロス たまたま。……それとも、声か何かで分かったのかな?
GM すると、アンダルシアを追い掛けまわしていたトロールは、石になってし
まった。
アンダルシア 俺は?
GM ならない。
アンダルシア ああ、よかった。
アニース 父親の危機に、子供が登場だ。(一同笑)
アンダルシア でも、まだ安心は出来ないんだな。たまたまトロールの方を見て
いただけかも知れない。
GM さて、その間にバジリスクは、トロールに殴られてしまった。バジリスク
は反撃して、トロールに噛付く。もう1匹のトロールは、ストーン・サーバント
を殴っている。ストーン・サーバントもトロールを殴っているけど、こっちは効
かないだろうね。
アマーニ すると、トロールとストーン・サーバントが石になる?(一同笑)
アニース ストーン・サーバントはもともと石でしょう?
GM 次のラウンド。何かやる人は?
アスファロス 茂みの中に隠れよう。
アンダルシア まだ、俺を助けたと決まったわけじゃないんだよな。
アニース その可能性は高いけれど、私は親じゃないから、助けてもらえないで
しょ? だから逃げる。(笑)
トロールの相手はバジリスクとストーン・サーバントに任せて、一座はみんな
茂みの中に隠れてしまいます。
丘では、トロールとバジリスクの戦いが続いています。しかし、すぐにトロー
ルの1匹がバジリスクの視線で石になり、残った1匹はあわてて逃げていきまし
た。
★☆★ 旅芸人一座の客引き係の不幸 ★☆★
GM さて、トロールを追い返したバジリスクだけど、アンダルシアが隠れてい
るところに向かって進んできます。
アンダルシア あのぉ……
アスファロス なんということ! アンダルシアから離れるぞ。
アニース アンダルシア頑張ってね。同じく、アンダルシアから離れる。(笑)
アマーニ 片がついたんで、アニースたちのところまで行く。
GM それでは、アンダルシアを残してみんなが避難すると、そこにモショエシ
ョエがテレポートしてきた。
アスファロス ギェッ! 一瞬びっくりした。(笑)
アニース 間に合った、良かった良かった。(笑)
アンダルシア は、早くしてくださいよ〜。恐いよ〜。
GM 「やっと中和剤が完成したぞ。この瓶の中に入っている。飲ませるのは無
理だろが、直接血液中にぶちこんでもかまわんぢゃろ」とか言って、弓と矢を用
意してきています。
アニース うわーっ。
アスファロス ファイター技能1。当たらないだろうな。(笑)
アニース シーフ技能1。
GM ちなみに、この弓の必要筋力は15。
アニース そんなに強い弓は、引けません。
アスファロス わしも駄目だ。引けるのはアックスだけじゃないのか?(笑)
アマーニ アックスは固まってるもんね。(笑)
アスファロス アンダルシアなら、至近距離からブシュッと出来るんじゃないか?
アニース アンダルシア、これを飲ませるんだよ! とか言って、薬瓶を渡して
しまおう。
GM バジリスクは、アンダルシアのすぐ目の前に来ている。
アンダルシア は、はい、ミルクですよ〜、はいお飲み〜。ビクビクしながら、
瓶を差し出す。
GM 口を開けて、アンダルシアの頭の方からアンダルシアごとカプッ!
アンダルシア ヒ、ヒエ〜ッ!
アマーニ その、「カプッ!」ってな〜に?(笑)
GM カプカプカプカプ、カリカリカリカリ……。(一同爆笑)
アニース 食べてる食べてる……。(笑)
GM 食べてないよ。アンダルシアを頭からカプッとくわえて、舌でベロベロな
めている。(一同爆笑)
一同 うわーっ、すごーいっ!(笑)
GM その後アンダルシアを放して、今度は顔をアンダルシアにすり寄せてきま
す。あまえています。
アニース うわーっ、よくなれているねぇ。(笑)
アンダルシア バジリスクの血液って、毒があるとか聞いたことあるんだけど…
…。
アスファロス 気のせい、気のせい。(笑)
アニース 気のせいじゃないけれど、唾液はきっと大丈夫よ。(笑)
アンダルシア あはははははははは……。
GM その後、アンダルシアの顔をベロンベロンとなめてくれる。
アンダルシア ははははは……。こ、こわいよ〜ぅ。
GM モショエショエいわく、「うーむ、成長促進剤だったから、完全に成獣に
なった時点で、効果が消滅したらしいな。ついでに、狂暴化の副作用も消えたら
しい。」
アニース で、これからどうしようか?
GM バジリスクはアンダルシアに甘えて、寄り掛かってきたりする。(笑)
アマーニ うわ、それってすごく重いんじゃなぁい?
アンダルシア 僕は立ち尽くしたまま、白目をむいてるかもよ。
アニース これ、連れて帰るのはいいんだけどさ、石になった人はどうするのか
な? 道端で冒険者なんかが石になってたけど。
GM むー、黙っていれば分からないじゃろ?
アニース そ、そうかなぁ。ばれると思うけど……。
GM そうか? まあ、仕方がないから、何とかするとしよう。おーい、そこの
……アンダルシアだったかな?……バジリスクを連れてきてくれ。
アンダルシア たったまま気絶しています。
GM 白髪になってたりして。(笑)
アスファロス まあ、これで一安心。でも、アンダルシアを苛めるのはやめよう。
バジリスクは、口の先でアンダルシアをつまみ上げて、鼻の上に乗せて運んで
きます。一座のことも、育ての親の仲間だということが分かっているようなので、
どうやら安心出来そうです。
こうして、あまり騒ぎが大きくなる前に(?)バジリスクはモショエショエの
館へと戻ったのでした。
GM さて、この件は一応収まったけれど、後始末が面倒だったのだな。まず、
石になった人々を元に戻さなくてはならない。モショエショエは仕方なく……
アマーニ 仕方なく?(一同笑)
GM そう。仕方なく、蓄えていた宝を放出して高位のプリーストを呼んで、石
になった人の治療を行ってもらったんだ。
アニース 大赤字ね。(笑)
GM まあ、この薬を改良して売り出せば、このくらいの赤字なんてすぐに取り
戻せるさ、とは、モショエショエの言葉。
アニース ふ、不安だあ、ものすごく不安だあ!
アマーニ 実は、商売人だったのか!
アスファロス この近くの村は、滅びずに生き残ることが出来るんだろうか?
GM ムーラの村の方だけど、被害は家畜だけだったから、それの弁償だけして
もらって、今までどおりの生活に戻りました。これでまた半年くらいは安心だな、
ってね。(笑) さて、問題は石になっている2人の方だね。
アスファロス えっ?
GM モショエショエは蓄えを使い尽くしてしまったから、アンポとアックスを
治すだけのお金がなくなったのだな。まあ、プリーストはここに来ているから、
自分たちのお金で治して下さいな。(笑)
アンダルシア でも、モショエショエの冒険者時代の仲間に頼めば、ただでやっ
てくれるんじゃ……
GM 他の人が100歳まで生きていると思う? まあ、この人もモショエショエ
の知り合いだから、2人まとめて4000ガメルでいいかとか言ってくれるけど。
アスファロス 出せない。
アニース いくら持ってるの?
アスファロス 1400ガメルくらい。
アニース それならば、足りるわ。みんなの持っているお金を合わせれば、4000
くらいあるでしょ? お願いします。
GM はい、戻した……と。
アスファロス とりあえず1人1000ガメルずつだな。
アンダルシア なんということ、あと43ガメルしかない! また、いつもの2桁
に戻ってしまったじゃないかーっ!
アスファロス 大丈夫。あとで1一人700ガメルくらいずつになるように、アッ
クスとアンポから巻き上げよう。
アンダルシア だって、アックスはそんな大金持ってないよ!
アスファロス 大丈夫、給料から天引きだ。(一同爆笑)
そして次の日、一座はさっさとモショエショエの館から離れることにしたので
した。モショエショエはもう2、3日くらい泊まっていけと言っていましたが、
これ以上トラブルに巻き込まれては身がもちません。丁寧に断ることにしました。
GM さて、出発の日。バジリスクはアンダルシアと離れたくなさそうだったけ
れど、どうやら分かってくれたらしい。モショエショエと一緒に、見送りに来て
くれます。(笑)
アスファロス 形見として、マントでも置いていけば?
アンダルシア マントはトレードマークだから、置いていくわけにはいかない。
アスファロス じゃあ、帽子……もトレードマークだから、髪の毛でも切って置
いていったら?
アンダルシア 髪の毛もトレードマークだから。(笑) まあ、いいじゃないか。
またいつか会いに来るよ。ナデナデ。
GM とまあ、このようにして、アニースとモショエショエとの再会は、一座に
大きなダメージを与えたのでした。めでたしめでたし。(笑)
アスファロス 4000ガメルのダメージ……。経験点はいらないから、金をくれー
っ!
Sword World RPG Replay
Presenter by "CRITICAL HIT"
Sep 27 1992
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